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【新NISA】スマホで個別株を買う方法~楽天証券~

この記事では、これから新NISAの成長投資枠で個別株を購入する方向けに、楽天証券スマホ向けトレードアプリ「ispeed」でNISA口座を使って取引する方法を解説します。

誤って特定口座などの税金が徴収される口座内で取引してしまうともったいないので、初めての取引の際は注意してください。

 

NISA口座設定方法

  • ispeedを開いて画面下の検索マークを押す
  • 右の写真の画面が出るので画面上の検索窓に取引したい銘柄名を入力
  • 各銘柄のページが開いたら、右上の注文ボタンを押す
  • 現物買い(100株~)orかぶミニ買い(1株~)を選択

ちなみに現物買いとかぶミニはこのあとの画面でも簡単に変更できます。

こちらは現物買いプロモードの注文画面です。

  • スクロールして、「口座区分」まで
  • デフォルトは「特定口座」なので「NISA」を選択

 

こちらは左が現物買いシンプルモードの注文画面、右がかぶミニの注文画面です。

  • どちらも画面上あたりのプルダウンを押して「特定口座」から「NISA口座」に変更

一度変更すると、次回からはすでにNISA口座になっているため、毎回の操作は必要ありません。

あとは指値注文(買う値段を指定)もしくは成行注文(何円でもいいから今すぐ買う)を決めて、注文するだけです!

 

最後に

利益に対し約20%かかる税金が非課税になるのは本当にありがたいですね。
今年の年間投資枠を最大限活用して、効率的な資産形成を行いましょう。
別の記事ではつみたて投資枠で購入する「投資信託」について解説しています。
こちらも良かったらご覧ください。

 

ysdmoney.hatenablog.com

 

*記事内でご紹介する個別銘柄及び各情報は情報提供のみを目的としており、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

【投資】日経平均から何が分かる?

テレビで「前日の日経平均株価終値は・・・」というフレーズを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

投資をするにあたって、日経平均株価の動きはとても重要になります。

 

この記事では、下記について解説します。

 

日経平均株価ってなに?

日経平均株価は、日本を代表する企業225社の株価を平均して出す値です。

実は単純に平均を出しただけではなく、微調整が入っているのですが、それは特に知っておく必要はありません。

このような値は株価指数と呼ばれ、ほかにも東証株価指数TOPIX)や、アメリカのNYダウ・S&P500・ナスダック総合指数というものがあります。

 

日経平均株価は市場が開いている平日の9:00~11:30、12:30~15:00の間、リアルタイムで動いています。

 

日経平均に採用されている銘柄

ユニクロを子会社に持つファーストリテイリングや日本の時価総額1位のトヨタ自動車といった代表的な企業225社が採用されています。

採用には市場での流動性や、業種のバランスが考慮されます。

225銘柄すべて確認したい方はSBI証券のマーケット情報に飛びますので

こちらをご覧ください。

 

直近の銘柄入れ替え

日経平均は、市場の状況に応じて定期的に構成銘柄の入れ替えが行われています。

直近では2023年10月2日に日本板硝子・三井E&S・松井証券が除外され、新たにメルカリ・レーザーテック・ニトリホールディングスが採用されました。

日経平均に採用されるとより多くの人に注目されるため、株価の動きも大きくなります。

今後入れ替えがある際には、採用された銘柄の株価がどう動くか注目してみましょう。

 

日経平均から分かること

相場の強さ

日経平均が上昇している日は、構成銘柄以外の銘柄もつられて上がることが多く、相場全体が強くなる傾向があります。

ではどれくらい上がれば強いといえるのでしょうか。私の感覚で恐縮ですが、市場が始まり日経平均の動きを見ながらこのように感じています。

  • 前日比+100~:お、今日は強そう
  • 前日比+300~:今日は最高の1日になりそうです!!!
  • 前日比+500~:何か市場にとって良い情報があったのかも?
  • (めったにありませんが)前日比+700~:上がりすぎて逆に怖い

 

日本や世界の動き

日経平均が急落した日は、世界情勢の悪化や日本での大きな事件など、なんらかの要因がある場合がほとんどです。

株価が大きく下がったからと、すぐに買ったり売ったりするのではなく、下落の要因となった事象が長期的に懸念されることなのか、短期的ですぐ元に戻りそうなことなのか見極める必要があります。

日経平均に大きな動きがあった時は、市場全体に影響のある何かが起こった合図かもしれませんので、ニュースやネットで探してみましょう。

 

短期的な予測

日経平均は日々上下を繰り返すものです。

何十日も連続で上がったり下がったりする可能性は限りなく低いです。

歴代の連続上昇記録は2017年の16日、下落記録は1954年の15日なので、特に大きな要因が無ければ連続5日続けば長い方だといえます。

 

このことから日経平均が5日ほど上昇(下落)したら、近々下がる(上がる)だろうという予測を立てることができます。

 

値がさ株にはご注意を!

時々、日経平均が大きく上昇(下落)しているにも関わらず、体感ではそう感じないことがあります。

これは日経平均が株価水準の高い銘柄(値がさ株)の値動きに大きく影響を受けるためです。

下記の図の各社の面積は、日経平均の構成比率を表しています。

https://nikkei225jp.com/nikkei/

ファーストリテイリング東京エレクトロンのように構成比率が大きい企業の株価が大幅に上昇(下落)すると、それだけで日経平均を押上げ(押下げ)てしてしまい、他の銘柄と体感の違いが生れます。

 

今日の日経平均は全体が影響してるのか、一部の値がさ株が大きく影響しているのかに注意して相場の動きを予測してください。

 

まとめ

日経平均株価に採用されているのは上場企業の一部である225社にすぎません。

しかし多くの人がこの指数を参考に取引しているため、相場全体の大まかな雰囲気をつかむのにとても重要な指数となります。

株価は様々な要因によって決まりますが、日経平均の動きを注意深く見ると、今後の動きを予想する助けになるかもしれませんね。

 

 

*記事内でご紹介する個別銘柄及び各情報は情報提供のみを目的としており、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

【新NISA】そもそも投資信託って何?

新NISAでは eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)や eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)をはじめとする投資信託を購入する人が多いのではないでしょうか。


この記事ではこのような疑問にお答えします↓↓

 

投資信託ってどんな仕組み?

投資信託は多くの投資家からお金を集め、運用のプロであるファンドマネージャーが、金融市場で日々運用します。

そこで得られた利益が、投資家に分配金として還元される仕組みです。


投資信託に様々な商品があるのは、運用する先の違いです。

商品ごとにどの会社の株式に投資するか、どこの国の株式に投資するか、債券を組み込むか、不動産を組み込むか、といった違いがあります。

 

どんなメリットがある?

投資は、投資先を分散すればするほど安全だといわれていますが、多くの会社や国に投資することは資金的に難しいです。また買うタイミング、買う商品を考えるのも難しいでしょう。

投資信託なら下記のようなメリットがあります。

  1. 少額から始められる
  2. 投資先を分散しリスクを抑えられる
  3. 運用はプロに任せられる
  4. 株式の購入が難しい国(新興国等)にも投資できる

 

投資信託を積み立てるときの注意点は?

つみたてで投資信託を購入する場合、下記に注意する必要があります。

  1. ハイリスクハイリターンな商品もある
  2. 安易につみたてを停止しない

 

ハイリスクハイリターンな商品もある

投資信託の中には、新興国のように今後の先行きが不透明な投資先で運用する商品もあります。成長に伸びしろがあり大きな利益が期待できる分、安定性が無いため大きな損失が出る可能性があります。

これから投資信託を購入される場合は、毎年のリターンが安定している商品から始めてみましょう。

 

安易につみたてを停止しない

投資信託を購入したばかりのタイミングでは、損失が出ることも珍しくはありません。

そこで怖くなってすぐにつみたてを停止してしまうと、利益が出るまでに時間がかかってしまう可能性があります。

 

【例】

・つみたてを停止した場合

 

1か月目 基準価格(1口200円)を1000円で5口購入 

     【平均取得単価】200円

     【利益】200円×5口=1000円 ±0円

2か月目 基準価格(1口100円)で損失が出ていたためつみたて停止

     【平均取得単価】変わらず

     【利益】100円×5口=500円 -500円 

3か月目 基準価格(1口200円)を1000円で5口購入 

     【平均取得単価】200円

     【利益】200円×10口=2000円 ±0円

4か月目 基準価格が(1口300円)に上がった!
     これまでの投資額は2000円

     基準価格が300円のため評価額は300×10口で3000円

     利益は1000円になりました。

 

・つみたてを継続した場合

1か月目 基準価格(1口200円)を1000円で5口購入 

     【平均取得単価】200円

     【利益】200円×5口=1000円 ±0円

2か月目 基準価格(1口100円)を1000円で10口購入

     【平均取得単価】(200×5+100×10)÷15=13.3・・・

     【利益】100円×15口=1500円 -500円 

3か月目 基準価格(1口200円)を1000円で5口購入 

     【平均取得単価】(200×10+100×10)÷20=150

     【利益】200円×15口=2500円 +500円

4か月目 基準価格が(1口300円)に上がった!
     これまでの投資額は3000円

     基準価格が300円のため評価額は300×15口で4500円

     利益は1500円になりました。

 

初めは損失が出ると投資を辞めようと思ってしまうかもしれませんが、価格の下落はむしろ安く買うチャンスだといえます。

 

まとめ

投資信託は初心者でも比較的安全に資産形成できる商品です。

とはいえあくまで投資のため、利益を逃したり、損失を被る恐れがあります。

最低限の仕組みを理解して、着実な資産形成を行いましょう。

 

 

*記事内でご紹介する個別銘柄及び各情報は情報提供のみを目的としており、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。